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更新日時:2026年4月8日

シリーズ: 6千点の大量制作で学んだこと

制作管理ツールを「指示待ちをなくす仕組み」として使ってみたら、6千点の制作が回った

約1万点の画像制作案件。オペレーションを策定し、複業クラウドで4〜5名の外部リソースを確保した。次の課題は、複数の外部パートナーが同時に稼働する体制での進捗管理だった。

誰が何を作っていて、次にどの案件が空いているか。これをスプレッドシートとメールで管理すると、管理だけで1人分のリソースが消える。属人化させない進捗管理の仕組みが必要だった。


AdFlowで一元管理し、Slackで「次の案件」をリアルタイムに共有した

採用したのは、制作管理ツール「AdFlow」とSlackの組み合わせだった。

AdFlowでは、案件ごとの進捗ステータスを一元管理した。どの画像が作成中で、どれがチェック待ちで、どれが完了しているか。全員が同じ画面で同じ情報をリアルタイムに把握できる状態をつくった。

Slackでは、新しい案件が入るたびにチャンネルで共有し、対応可能な人が自分から作業に入れる流れにした。「次は何をすればいいですか?」という確認のやりとりを発生させない設計だ。

結果として、指示待ちが発生せず制作が回り、サービスリリースに間に合わせることができた。


制作管理ツールは「管理する側」だけのものではなかった

制作管理ツールは「管理する側が進捗を把握するためのもの」と捉えられがちだ。もちろんそれも重要な役割だが、今回の案件で機能したのは別の側面だった。

現場で手を動かす人が、次に何をやればいいかを自分で判断できる状態をつくること。これが制作管理ツールのもう一つの価値だった。

全員が同じ情報を見られる環境があったからこそ、いちいち確認を取る必要がなく、各自のペースで作業を進められた。管理する側にとっても、手を動かす側にとっても機能している状態とは、こういうことだと思う。


「何を使うか」より「誰のために、どう設計するか」

進捗管理の仕組みを「管理する人のため」だけに設計すると、現場に負荷がかかる。「手を動かす人が自律的に動ける」ことを前提に設計すると、管理コスト自体が下がる。

制作管理ツールの導入は、何を使うかよりも、誰のために、どう設計するかが重要だった。

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